相続小ネタ集 14.やっぱり原はアカンかも・・・


|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 さて、タイトルでビックリされた方もいらっしゃるかもしれませんが、ジャイアンツの話ではありません。すでに監督は阿部慎之助氏に交代してますし(゚∀゚) 何の話かと言うとこれです。


3/1開始! 戸籍の広域交付について
(法務省パンフレット)

https://www.moj.go.jp/content/001409033.pdf


 これまで、相続の場面では、故人の戸籍を生まれてから亡くなるまですべてを用意しないといけませんので、遠隔地の場合はわざわざ出掛けるか、郵便で請求するしかありませんでした。郵便で請求した場合、これがまた時間がかかる。ひどいところでは交付まで三週間という所もザラでした。
 これはいかんということで、最寄りの市役所で全国の戸籍を集められるようにしよう。という取り組みが始まったというわけです。マイナカードの使い途を広げよう第〇弾! みたいな感じですね。


 ところが兄弟姉妹や、特別に依頼を受けた代理人は、この広域交付の対象から外されています。微妙に使いづらい部分ですね。こういう場合は従来通り郵便で請求するしかないようです。兄弟姉妹というのは家族法においては傍系とされていますが、その影響ではないかと。



 傍系=枝分かれ・・・ですね。一族で有りながら基本的には分家となるべき存在。家族とは言え、他人に近い家族。そんな感じがします。
 それだけではないんです。一部データ化されていない戸籍もあるようで・・・とくに、明治期など戦前の古い原戸籍の場合に該当するのではないかと。進んでる自治体は写真を撮ってマイクロフィルム化とかやってそうですが、遅れてるところなんかは・・・。あとは超特殊な字体でデータ化できない場合なども。



便利なようでじつは・・・・・・。
さらに使いやすい制度への進化を期待したいものです。
 


|彡. サッ!!