相続小ネタ集 17.プロのお知恵を拝借・・・法定相続情報証明制度

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。




 お葬式から初七日、墓への納骨も済んで、故人のいろんな手続きも済んで(NHK、電気、ガス、水道、携帯、NTT解約などなどですね)
 これらが済んでからようやく相続に向けた戸籍集め・・・もうエネルギー使い果たしたと思ってたら、また一仕事・・・・・・。大変です。故人のものに至っては出生から死亡まで一通り揃えなくてはならない上に、相続する方すなわち相続人の現在の戸籍も必要です。
 一か所で戸籍の請求が済むという、広域交付制度が始まりましたが、どうもシステムトラブルのようが何やら連発とのウワサも(-ω-;)



 苦労して集めてみても、果たして素人目には抜けているものは無いか良く解らない? 不安で仕方がない部分があります。そんな時に使えそうなのが、法務省が運用するこの制度です。



 人が亡くなったら遺体は火葬場で焼かれ、見事に骨のカケラだけ・・・コンパクトな壷に悲しいほどにきっちり収まってしまいますが、この制度も同じ。苦労して集めた戸籍の束が、
悲しいほど、大抵の場合は一枚の紙切れに収まってしまうというものです。



 書き方は法務局の職員が教えてくれます。全国どこの法務局に出してもOKというわけでもないのですが、申出をする相続人の住所、被相続人の本籍地、最後の住所を管轄する所など、近くて便利な所をある程度選べるようになっています。
 やることは、集めた戸籍を見ながら金田一になった気分で系図を書くこと。もちろん法務省の定めた様式に従うのなら手書きもOKです。これに戸籍の束を揃えて提出・・・・・・。


 ・・・あとは戸籍を見続けて何十年のベテラン? ベテランばかりかどうかは??ですが、プロの「登記官」がチェックしてくれます。「この方の××年から○○年の戸籍が抜けているようですが?」とか「△△さんという相続人も存在することになりませんか?」とか、プロの目で見て、問題が有れば補正となります。




 このようにした出来上がったものに「登記官の認証文」が付されて、法定相続情報一覧図が発行されます。登記官の認証付きなので、銀行などもこれ一枚見せるだけで、
「はは~っ!! ひれ伏し
となるわけです。戸籍の束にうっかりコーヒーなんかこぼしそうだな・・・自信がないな。という方にもお勧めですね。発行手数料はかかりませんし、再発行もしてもらえます。





せっかく苦労したんだから、プロに最終チェックしてもらいませんか?
それもタダで・・・・・・というお話でした。






ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!