中央集権化の始まりか? それとも先祖返りか?

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 ちょっとした知り合いの方から「こんなのがあるよ~」と教えられて調べてみたのですが、あまり目立つ報道がされていなかったので、ついつい見逃していましたね。


 まあ、この一事をことさらに強調して「内閣による陰謀がいよいよ始まった」的な議論にしてしまうのもどうかとは思いますが、一市民としても知っておくべきだし、注意して見守ったほうがいいのかな?とは思います。



(参考記事)


 
 切っ掛けは何あろう、あの「コロナ騒動」です。アベノマスクなどという響きも、今となっては懐かしい感じすらしてしまいますが。あの騒動の中、あれやこれや堂々と国に物申した大阪の吉村知事、あるいはギリギリ現役だったでしょうか? 大阪市の松井市長。
 地方自治をあずかる立場からの正論もあったはずですが、国と地方の調整・折り合いをどう付けるか?で随分と内閣が苦労した・・・そんな経験から、この際中央の権力を強めて、リーダーシップを発揮しやすくしようではないか、という意図のようです。


 たしかに・・・緊急時には指揮系統がシンプルなほうが何かと動きやすい。それはそうだと思いますが、なんだかアレですね。地方自治という概念すら無かった明治憲法(大日本帝国憲法)の時代に戻ってしまうのではないか? そんな事を思ってしまいます。
 知事や市長などなど・・・そういった地方のトップがただの中央政府の代理人だった。そんな時代ですね。そこを考えると米国とは真逆な感じ・・・あそこでは州知事の方が副大統領より偉い!という感じです。



 わざわざ明文化しなくても、キップのいい政治家が居て「こういう時は俺に任せろ」みたいなことでいいのでは?とも思いますが、残念ながらそういう人材も居ない・・・。かと言って特定の政治家が目立つのも何やら「人治」の匂いも漂って来る。


悩ましいところですね・・・・
 


ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!