すっきりわかる家族法道場 70.未成年後見が終わる時
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。
何事も始まりがあれば終わりもある。物事のことわりですね。未成年後見がどのようにして終わるのか。今日はそんなお題です。
未成年後見が終わる時について、ひとつづつ挙げていきましょう。
1.被後見人が成人に達した時・・・いまは満18歳到達をもって成人としています。つまり高校3年生相当ですね。高3の年に18歳になったら後見終了ということになります。そう考えると、同じ高3でも4月生まれの子は、残りの高校生活のかなりの部分を後見なしで過ごすことになりますので、卒業までの期間のサポートが多少問題になってくるケースもあるかもしれません。
2.被後見人の死亡・・・残念ですが、後見を受けている子本人の死亡で当然に終了です。
3.後見人の死亡、辞任や解任・・・この場合は次の後見人が引き継ぐことになります。
4.欠格事由が発覚した場合・・・どんな人が後見人になれないか(欠格)について、纏めています↓
参考
後見が終了した時点で、後見の職務で生じた未成年被後見人の財産について、その収支を計算し明らかにしたうえで、管理されていた財産を被後見人に引き渡して終了ということになります。
蛇足ですが、未成年後見から養子縁組に発展するケースもあります。後日機会があれば解説してみたいと思います😎
ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!