悪の取説『韓非子』・・・⑯刑徳を効率的に?
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 二柄篇の紹介は続きます。韓非は君主が執るべき支配のための「柄」として、刑(罰)・徳(利)を上げました。いきなり結論から入ってくるスタイルですね。では、その内容を少しずつ詳しく見ていきましょう。 『韓非子』二柄篇 為人臣者畏誅罰而利... 続きをみる
はてなから引越し作業中~行政書士sukekiyo-kunの家族法など(仮)
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 二柄篇の紹介は続きます。韓非は君主が執るべき支配のための「柄」として、刑(罰)・徳(利)を上げました。いきなり結論から入ってくるスタイルですね。では、その内容を少しずつ詳しく見ていきましょう。 『韓非子』二柄篇 為人臣者畏誅罰而利... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今日からは二柄篇の紹介になります。君主が執るべきふたつの柄、いわば取っ手のような意味合いと思ってください。法と術? うーん。似たようなものなんでしょうが・・・w 『韓非子』二柄篇 明主之所導制其臣者、二柄而巳乎矣。二柄者刑徳也。何... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 商鞅の定めた「法」の不備について、前回は信賞必罰も出来てるようだし、どこがよくないの? そういう疑問を提示しました。今回からはそのタネ明かしとなります。 『韓非子』定法篇 今治官者智能也。今斬首者勇力之所加也。以勇力之所加而治智能... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 商鞅の定めた「法」の不備について、前回は信賞必罰も出来てるようだし、どこがよくないの? そういう疑問を提示しました。今回からはそのタネ明かしとなります。 『韓非子』定法篇 今有法曰「斬首者令為医匠」則屋不成而病不已。夫匠者手巧也。... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 前回までは申不害の「術」も完璧ではなかった点に言及していましたが、今度は商鞅の「法」についてのダメ出しとなります。さて? 『韓非子』定法篇 商君之法曰「斬一首者爵一級、欲為官者為五十石之官。斬二首者爵二級、欲為官者為百石之官」 商... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 さて、申不害は術を説きますが、それは「職域堅持で一定程度閉じ込める。このようにして分断をはかる」というものでした。これによって部署横断的な徒党や隠れた派閥を組んでのアレやコレやをやりにくくする・・・一見効果的ですが、韓非はこの弊害... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 さて、申不害は術を、商鞅は法を編み出したものの、両者ともそれぞれに不完全さを抱えている。このように韓非は言います。それは・・・? 『韓非子』定法篇 申子言「治不踰官、雖知不言」治不踰官、謂之守職也可。 申子言う「治、官をこえず、知... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 結局のところ、抑止力や事後処理(見せしめ)の役割を果たす「法」、そして、臣民の言動をチェックする「術」、どちらが欠けても支配は成立しないということになりました。では、申不害と商鞅、この二枚さえ揃えておけばOKなのか? 質問者の問い... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 前回は法制度が整っているからと油断して、臣下の言動をチェックしていない場合、臣下はどのように振舞うか? そういうテーマでした。国の富強を私物化され、売国奴が出て来るところまでのお話でしたが・・・ 『韓非子』定法篇 故戦勝則大臣尊、... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 前回は秦が富国強兵となった理由について、信賞必罰で人臣の力を引き出すことに成功した。簡単に言うとこうなります。しかし、なかなか一筋縄にはいかないものでして・・・ 『韓非子』定法篇 然而無術以知姦、則以其富強也、資人臣而已矣。及孝公... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 前回までは術のみで法が無い場合の弊害について、どんなことになってしまうか? それに関する言及でした。ここからは法のみで術が無い場合の弊害です。 『韓非子』定法篇 公孫鞅之治秦也、設告坐而責其実、連什伍而同其罪、賞厚而信、刑重而必。... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今週のテーマはそうですね・・・。支配、統治の勘所というのでしょうか・・・。法令の矛盾があれば、ズルい連中はそこを突いてズルいことをしてくる。簡単に言うとこんな感じになります。 『韓非子』定法篇 申不害不擅其法、不一其憲令、則姦多。... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今週もまた「闇の支配の思想」の世界をさまよっていきましょう。術と法いずれも大事な「帝王の具」であると韓非が結論から先に述べた場面で終了しましたが、詳しくはどういうことなのか? その心は・・・? 『韓非子』定法篇 問者曰「徒術而無法... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今週もまた「闇の支配の思想」の世界をさまよっていきましょう。こんなのばかりだと闇落ちしてしまいそうですが、一週間に一度ならまあ大丈夫でしょう。これを知ることによって、今世の支配者層が何を考えているかをも理解できることでしょうからw... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 前回をもって新たに「法と支配」をテーマにした韓非の世界をさまようシリーズが開始しました。ご存じ、漫画『キングダム』の時代に出てくる思想家ですね。古代以来、長く続いてきた中国の思想と言えば圧倒的に儒家思想・・・孔子『論語』を核とする... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 前回をもって『老子』を扱ったシリーズが終了しました。新たに「法と支配」をテーマにした韓非の世界をさまようことにしましょう。若き日に卒論で扱って以来です。とても懐かしい・・・。ご存じ、漫画『キングダム』の時代に出てくる思想家ですね。... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』全81章の最終回です。ここまで長かったですね。最後は聖人に例えた人の道。生き方についての理想像で締めくくられています。 『老子』第81章 信言不美、美言不信。知者不博、博者不知。善者不多、多者不善。・・・中略・・・人之道、... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』全81章のセミファイナルです。これまでに色々と人生の戦略や為政者のあり方、戦時の心得などを説いてきた老子ですが、描く所の理想の世界とはどんなものだったのでしょうか? 『老子』第80章 小邦寡民、使有十百人之器而勿用。使民重... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』全81章のうちもう79章まで来てしまいました。完走までもう少し・・・。このシリーズの完結後も、何かのかたちで漢籍を紹介していきたいと考えてはいるのですが・・・まだ何も決まっていません(-ω-;) 今日は債務の取... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 弱小にして強大・・・明らかに矛盾してます。両立はおよそあり得ない。そんなものなのですが、今回はそれを覆す『老子』の見事な逆説です。 『老子』第78章 天下莫柔弱于水。而攻堅強者莫之能先。以其無以易之也。・・・中略・・・故聖人之言... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 このシリーズも76回まで来ました。『老子』は全81章という構成なので、あともう少しでこのシリーズも完走ということになります。では今週の76章です。 『老子』第76章 故曰、堅強、死之徒也。柔弱生之徒也。是以兵強則不勝。木強則折... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は第75章となります。この章は治世のあり方について述べた章になりますが、あまりにド直球すぎて政治家の先生がたや高級官僚にとってはかなり耳が痛いことでしょう。いや・・・耳を痛がってくれるならまだ正常な部類ですか。痛がりすらし... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は第74章となります。前回73章で「天網恢恢疎にして漏らさず」を紹介しました。そして、その天網の名を借りた隣国のドス黒い人民監視システムについても・・・。そして今回の流れは・・・・・・。 『老子』第74章 夫代司殺者殺、是... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は有名な諺の発祥となった第73章となります。それは「天網恢恢疎にして漏らさず」です。たぶん聞いたことがあるという方が大多数だとは思いますが・・・。 『老子』第73章 天之道、不戦而善勝、不言而善応、不召而自来、繟而善謀... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回の72章はいわば罪と罰。刑罰、その量刑がエスカレートしていく過程についての考察から、治世のあり方について言及した章になります。 『老子』第72章 民之不畏威、則大威将至矣。毌狎其所居。毌厭其所生。夫惟弗厭、是以不厭。 ... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は短い章なので、全文の紹介になります。人生訓とも学びの際の戒めとも取れるような章ですが、簡単に言えばソクラテスの「無知の知」にも近いかも知れません。 『老子』第71章 知不知、尚矣。不知知、病矣。是以聖人之不病也。以其... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 これまで軍略・戦略、政策、為政者の心構え、生き残り戦略など・・・様々な分野で金言を残してきた老子ですが、ついに70章で本音を吐露。今回は哲学者・求道者のボヤきの章になります。いったいどんなボヤきなんでしょうか? 『老子』第... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回も兵法に出て来そうな章です。『老子』では、このように同一のテーマがこれでもかと連続することがよくあります。さて、どのような戦術・戦略なのでしょうか? 『老子』第69章 用兵有言曰、吾不敢為主而為客、不敢進寸而退尺。是謂... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は兵法に出て来そうな感じの章ですね。戦術から統治と、幅広く応用できそうな実践的アドバイスといったところでしょうか。 『老子』第68章 故善為士者不武。善戦者不怒。善勝敵者弗与。善用人者為之下。 故に善く士たる者は武なら... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 うーん・・・「舐めない方がいい」だとか「舐めるな」そんなワードが巷を騒がせていましたが、今回はそれにピッタリな章だと言えるかもしれません。 『老子』第67章 今舎其慈且勇、舎其倹且広、舎其后且先、則死矣。 今その慈を捨てて... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今日は指導者のありかたについて言及した章です。穴が開くほどよく読ませたい方々が、世の中にはゴロゴロと転がっていますね。 『老子』第66章 是以聖人之欲上民也、必以其言下之。其欲先民也、必以其身后之。故居上而民弗重也、居前而... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今日は・・・古から物議を醸している章になります。民衆はバカな方が支配しやすい・・・そんな発言聞いたことはありませんか? 『老子』第65章 民之難治也、以其智也。故以智知邦、邦之賊也。以不智知邦、邦之徳也。恒知此両者、亦稽式... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今日は・・・なかなか実践的なアドバイスの章になります。しかし・・・これがちゃんと出来る人って案外少ないんですよね。 『老子』第64章 其安也易持也、其本兆也易謀也、其脆也易判也、其微也易散也。為之于其未有也、治之于其未乱也... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今日は・・・そんなことの出来る人はなかなか居ないだろうな。そんなテーマです。許すという行為はなんなのか? 誰の為で誰が得をするのか? そういう所を突き詰めた章と言えそうです。 『老子』第63章 為無為、事無事、味無味。大小... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 このところずっと「統治のありかた」に関するテーマが続いています。しつこい・・・などと言ってはいけません。もともと『老子』がそういう目的で書かれた書であるからです。 『老子』第62章 故立天子、置三卿、雖有共之壁以先四馬、不... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今日はややテーマが大きくなりました。信頼される大国の在り方というのでしょうか? これも海外を中心に耳の痛い人々がけっこう居そうなテーマですね。 『老子』第61章 大邦者、下流也。天下之牝也。天下之交也。牝恒以静勝牡。為其静... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 またまた今回の60章も統治というテーマについてです。これでもかというぐらいに同じテーマが続きますが「小鮮を烹るがごとし」という言葉は、もしかしたら聞いたことがあるかたが居るかも知れません。 『老子』第60章 治大国若烹小鮮。以道莅... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回の59章も統治というテーマについてです。参議院選挙が近づいてきた今日この頃になって、このテーマが続くというのは、なんとなく因縁めいたものも感じますね。 『老子』第59章 治人事天、莫若嗇。夫唯嗇、是以早服。早服是謂重積徳。重積... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 しばらく統治の心構えを説いた章が続きますが、今回の58章もまたこのテーマについてです。このように色んなテーマがランダムに入れ替わったり、または連続したり。そういう意味では面白くもありますが、読みにくさもあります。 『老子』第58章... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は統治の在り方について言及した章になります。その趣旨は「シンプルをモットーとすべし」そんなところでしょうか。 『老子』第57章 是以聖人之言、曰、我無為而民自化、我好静而民自正、我無事而民自富、我欲不欲而民自樸。 ここを以... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は、有名な言葉のもとになった章です。「和光同塵」・・・聞いたことのある方はかなり多いのではと思います。 『老子』第56章 塞其兌、閉其門、和其光、同其塵、挫其鋭而解其紛。・・・中略・・・故不可得而親、亦不可得而疎。不可得而... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は、いわば素朴であることの重要さを説いた章といえます。その象徴として赤子をあげていますが、どういう内容なのでしょうか。 『老子』第55章 含徳之厚者、比于赤子。・・・中略・・・心使気曰強。物壮則老。謂之不道。不道早已。 含... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 この章も為政者の在り方について言及した章と言えます。「道」の正体はいまだにふんわりとして掴みづらいものですが、どうやら自然の理。そのようなものなのでしょう。 『老子』第54章 修之身、其徳及真。修之家、其徳有余。修之郷、其徳及... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回の章は、かなりストレートに世の為政者の在り方を批判する章になっています。老子の時代もこうであった・・・まったく。人類というものは進歩しません。現代においてもそのままま見事に当てはまっているではないですか。 『老子』第53章... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回の章は、欲を捨てる。無欲の効用について言及した章です。と、そんなことを言った時に・・・たしか、真逆の主張をしていた人物が居たよなぁ・・・? 誰だっけ? そう、現在の一万円札の人ですね。渋沢栄一です。「無欲は停滞の始まり」など... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回の章は、身近に例えれば親子関係。そこからさらに発展していけば、支配者の在り方にまで言及した章と言えそうです。 『老子』第51章 道生之、畜之、長之、遂之、亭之、毒之、養之、覆之。生而弗有也、為而弗恃也、長而弗幸也。 道これ... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 いかによりよく生きるか。無事に天寿を全うできるか・・・それが乱世を生きる羽目になった人々の切実な願いです。現代も立派な乱世だと言えるでしょう。 『老子』第50章 善執生者、陵行不辟兕虎、入軍不被甲兵。兕無所投其角、虎無所措其爪... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は為政者のあるべき姿に言及した章になります・・・こう言うと、図らずも思い出してしまうのは国内外のあの人にこの人。とりわけ気になるのは、やはり国内の方でしょうか。何といっても、直接的なかかわりが一番強いわけですから。さて、老子の... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回も現代社会を生き抜くための、あっと驚く逆説とも言える知恵がつまった章になります。まさに、発想の転換。逆転の発想と言えるでしょうか・・・。 『老子』第48章 為学者日益、聞道者日損。損之又損、以至于無為。無為則無不為。 学を... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は現代社会に当て嵌めてみた時に、非常におもしろい章と言えそうです。まさか? 数千年前にリモートワークとやらを提唱していたのでしょうか? 『老子』第47章 是以聖人不行而知、不見而名、弗為而成。 ここを以て聖人は行かずして知... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 一章飛ばしの過去の回でたしか「足るを知る」というテーマが出て来ました。そこから「訥弁は雄弁」ときて、この46章では再び「足るを知る」お話。このように色んなテーマが連続しているというよりも、飛び飛びになっているのがこの書の特徴です。... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 本日は耳に優しい言葉、勇気がわくような演説・・・それらのものが如何に虚しいものか。を説いた章になります。 『老子』第45章 大弁如訥、大嬴如絀・・・中略・・・静清可以為天下正。 大弁は訥(とつ)なるが如し、大嬴(えい)は絀(ち... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 衣食足りて礼節を知る・・・なんて言葉がありますが、その「足りて」の部分に過大なものを求めるのも危険。まあほどほどに・・・というお話です。 『老子』第44章 甚愛必大費、多蔵必厚亡。故知足不辱、知止不殆。 甚だ愛すれば必ずおおい... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は作為を排することの大切さを説いた章になります。 『老子』第43章 天下之至柔、馳騁于天下之至堅。・・・中略・・・ 不言之教、無為之益、天下希能及之矣。 天下の至柔は、天下の至堅を馳騁(ちてい)す。・・・中略・・・ 不言... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は、世界をしぶとく生き抜く知恵について。あえて低きに身を置き、弱気に徹する大切さを説いた章です。 『老子』第42章 故人之所教、亦以而教人。故強梁者不得其死。吾将以為学父。 故に人の教うる所は、また以って人に教う。故に強梁... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は、身近に使用するあの言葉の元となった章を紹介します。その言葉とは「大器晩成」です。実は『老子』が元ネタだったんです。 『老子』第41章 大器晩成。大音希声。大象無形。道褒無名。 大器は晩成す。大音は希声なり。道は褒(さか... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は短い章なので、全文の紹介となります。再三キーワードとして出て来る「道」に対する説明のような章になります。 『老子』第40章 反也者、道之動也。弱也者、道之用也。天下之物生于有、有生于無。 反は道の動なり。弱は道の用なり。... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は為政者の自戒すべきことについて・・・いわば心構えというか教訓を述べた章になります。 『老子』第39章 故必貴而以賤為本、必高矣而以下為基。夫是以候王自謂孤寡不穀。 故に必ず貴きは賤しきを以て本となし、必ず高きは下(ひく)... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 前回の教訓・・・作為を排するに共通するテーマとして、今度は「徳」の観点から言及した章になります。 『老子』第38章 上徳不徳、是以有徳。下徳不失徳、是以無徳。 上徳は徳とせず、是を以て徳有り。下徳は徳を失わず、是を以て徳なし。... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 前回の戦略・・・「柔よく剛を制す」という弱者なりの戦いというテーマから一転。この章は為政者の心構えです。章ごとにあっちこっちへとテーマが飛ぶのが『老子』という書の特徴とも言えます。 『老子』第37章 道恒無名。候王若能守之、万... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は戦略。それも、弱者の戦い方を説いた章になります。『老子』の思想で有名なのは「柔よく剛を制す」これです。まさにそれに触れた章です。 『老子』第36章 将欲弱之、必姑強之。将欲去之、必姑与之。将欲奪之、必姑子之。是謂微明。柔... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は「本当に役に立つものは?」そういった感じの章になると思います。いわば、表面の見掛け的なものが、いかに空疎なものであるか・・・本質や内面を磨く。それの大切さを説いた章だと思います。 『老子』第35章 楽与餌、過客止。故道之... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回はいわば「仕事人の心得」のようなものを説いた章になります。老子のことですから「アレ、俺の仕事ね!」とことさらに強調しない・・・それはなんとなく想像できるのですが、さて? 今回はどうなんでしょう? 『老子』第34章 道泛呵其... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回も「指導者の有り様」について言及した章になります。ただ、為政者などに向けたというよりも、一般ピープルにも十分に有用な、人生の心構えを説いたと考えてもいいでしょう。現状アホな指導者層ばかりですから、我々のような下々が強く賢くなら... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 しばらく軍事に関する章が続きましたが、今回はここで「指導者の有り様」について言及した章にいきなり戻って来ます。このように、話題がころころ変わるのが『老子』の面白いところです。 『老子』第32章 道恒無名。樸雖小而天下弗敢臣。候... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回も軍事に言及した章と言えますが、ちょっと前回までとは違います。『老子』の世界における戦争とは、まったく許されないというものでもありません。人類とは争うもの。だから戦争が起こるのは、悲しいが仕方がない・・・しかし、頻度も規模も最... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は戦争というものに触れた章になります。戦上手とはどのような者を指すのか? その戦術というよりも、戦略・・・もっと言えば指導者の心構えと考えて頂くのがいいかと思います。 『老子』第30章 善者果而巳矣。・・・中略・・・物壮則老、... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回はちょっと実践的な章とも言えるでしょう。もともと『老子』そのものが、純粋な哲学というよりは、現実的というか現世利益を目指している、つまり生活と人生の知恵そのものを説いたものであるという性格が強い。そういう要素があります。 さ... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の28章です。この章も『老子』独特の逆説的な処世術を説く章になっています。 『老子』第28章 知其雄、守其雌、為天下渓。為天下渓、恒徳不離。・・・中略・・・ 知其白、守其辱、為天下谷。為天下谷、恒徳乃足。 その雄を知... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の27章です。この章も為政者の心得を説いたものですが、一般人の処世にも参考になる部分が非常に多い、そんな章です。 『老子』第27章 善行者無轍迹。善言者無瑕適。善数者不用籌策。善閉者無関籥而不可啓也。善結者無縄約而不... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の26章です。自民党総裁選からちょうどよいタイミングで、この章になりました。ちょっと不思議な巡り会わせかもしれません。為政者の心構えについて説いた章となります。 『老子』第26章 重為軽根、静為躁君。・・・・・・中略... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の25章です。今日は「道」とはなにか? 世界観あるいは宇宙観そういった感じの章になります。 『老子』第25章 人法地、地法天、天法道、道法自然。 人は地に法(のっと)り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る。 ... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の24章です。かなり直接的メッセージ。かつ実践的アドバイスが読み取れる章と言えると思います。 『老子』第24章 自見者不明。自伐者無功。自矜者不長。其在道也。 自ら見(あらわ)す者は明らかならず。自ら伐(ほこ)る者は... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の23章です。今日は、大自然でも無理な事なんだから、ましてや人間になんて・・・そんなお話です。 『老子』第23章 暴雨不終日。孰為此。天地而弗能久、又况于人乎。 暴雨は日を終えず。孰(たれ)か此を為す。天地にして久し... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の22章です。本日も「え?」と思わせるような逆説が飛び出して来ます。弱々に見えて実は強つよ。そんな驚きの世界・・・。曲というのは、イケイケオラオラの直線的な強さではなく、迂回しながら勝ちを目指すという、いわゆる二番手... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の21章です。今日は「道」なるものの説明。大いなる徳を身につけるには「道」と一体化しなければならない。と言ったあとに、では「道」とはどんなものであるか? そんな章になっています。 『老子』第21章 道之物、唯恍唯忽。... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の20章です。今日はひたすら「道」を究めんとする者の孤独を嘆く。嘆きつつもそれでいいと、自らを奮い立たせる。そういう章になります。 『老子』第20章 衆人皆有以、我独頑以鄙。吾欲独異于人、而貴食母。 衆人は皆以(もち... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 さて、日本人にもたいがいヒタヒタと貧困が忍び寄っていると言われていますが、もっとえげつないことになっているところがすぐ近くに・・・。おかしいな? ちょっと前まで「日本を追い越した!」と景気のいいことを言ってたはずなんですが (/・... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の19章です。全編を通して逆説的な表現が多いため、読む人によって解釈の揺れが出て来るのが、この書物の面白いところです。 『老子』第19章 絶聖棄智、民利百倍。絶仁棄義、民復孝慈。絶巧棄利、盗賊無有。 聖を絶ち智を棄つ... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 お盆らしくちょっとオカルト系のネタで・・・というわけでもないのですが、日本では岸田総理が辞任を表明。ちょっと前には米国のバイデンさんも今任期限りで退任ということもありましたね。じゃあ、そろそろこちらの国はどうなん?ってことで・・・... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の18章です。これはけっこう有名なフレーズなので、ご存じの方も多いのでは? と思いますが・・・。 『老子』第18章 故大道廃、焉有仁義。(中略)邦家昏乱、焉有貞臣。 故に大道廃れて、焉(ここに)仁義有り。(中略)邦家... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の17章です。今日はとってもわかりやすい回だと思います。いろんな指導者がこの世には居ますが・・・もろ当て嵌まりまくりの大笑い。そんな回になるのでは? 『老子』第17章 太上、下知有之。其次親誉之。其次畏之。其下侮之。... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の16章です。毎回これを読んでいる間だけは、心が落ち着く・・・そんなシリーズを目指していますが・・・今回はちょっと字数が多めで大変かも、です。 『老子』第16章 静是謂復命。復命、常也。知常、明也。不知常、妄。妄作凶... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の15章です。毎回これを読んでいる間だけは、心が落ち着く・・・そんなシリーズを目指していますが、今回はどうでしょう? 『老子』第15章 葆此道者不欲盈。夫唯不欲盈、是以能敝而不成。 この道を保つ者は満るを欲せず。それ... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』の14章です。 是謂無状之状、無物之象。是謂恍惚。 これを無状の状、無物の象と謂う。これを恍惚と謂う。 訳:形のない形、姿のない姿ともいえるし「おぼろ」な状態といってもよい。 自然(世の中)の摂理を『老子』ではよく「道」... 続きをみる
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』を読み返してみた、第13章です。 何謂寵辱若驚。寵之為下也、得之若驚、失之若驚。是謂寵辱若驚。 何をか寵辱驚くが若しと謂う。寵の下たるや、これを得ては驚くが若く、これを失いては驚くが若し。これを寵辱驚くが若しと謂う。(驚く・... 続きをみる