これは責められない・・・石川県の看護師大量離職

|ω・) ソーッ・・・  皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 これはもう、やれ「根性なし」とか「職業的な使命感はないのか」などと責めてはいけない話ですね。そもそも職業選択の自由があるわけですし、自分が壊れそうになったら離れる選択も当然アリなのですから。


被災した石川県で看護師の離職ドミノが起こりそうだとのこと


 これは物流2024年問題にも通じる部分がありそうですね。物流は社会的インフラなんだから、そこで働く社員も使命感を持て! 辞めるな! 歯を食いしばって頑張れ! と言っているようなものです。真面目な人ほど他人にそういう目で見られている・・・そんな思いから頑張りすぎてオーバーヒート。心身を病んで離脱。それと同じことが石川の医療現場で起こっています。全国的な規模で看護師の数を調整して応援に出すような対策が待たれますね。
 足りないなら私がやります! って手を挙げても「いや、あなた無資格でしょ」と却下されてしまう専門的なお仕事なのでなおさらです。



 そもそも、平時から苦労に見合うだけの所得を貰えていない。そこに来て災害。やれ頑張れ! 踏ん張れ! これはキツいですね。思わず例の「死ぬまで働け」とのたまった、とんでもない社長さんを連想してしまいます。そもそもなんでこういうことが起こってしまうのか・・・。私が思うに「労働は商品」こんな風に捉えている経営者が多すぎなんじゃないかな?


 労働は商品、それならば働く従業員は商品を生み出す機械。そんな感じで人間扱いされていなければ「ふざけんな!私は人間だ」と反発が発生するのも当然です。でね、こんなことを書くと「お前は労働者の立場に偏り過ぎだ」なんて怒る人も出てくるわけです。まあ別にかまいませんけどね・・・。ただ、これだけは言っておきたい。労働という場面で嫌な目に遭った経験がないと語れないこともあるんです。それこそ多様性じゃないですか?



なにもかも上手くいった経験しかない。そんなかたはその立場で書いて頂いて結構ですがね・・・。ただ、物語として魅力ありますか?ってことです。



ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!