冬はつとめて
|ω・) ソーッ・・・皆さん、ご機嫌よろしゅうに。
今日は専門的なお話はお休みにして・・・。こんな感じで令和6年(2024年)は隔日のローテーションで行こうかなと思っている今日この頃です。
いとをかし・・・・・・清少納言の『枕草子』ですね。よく高校国語の科目(古文)で「一年徒然(草)二年枕(草紙)三年源氏(物語)」などと言われていたのを思い出します。難易度のきつくない物から並べていくと、こういう感じになるそうで。
冬はつとめて。雪の降りたるは、言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、炭櫃火桶の火も白き灰がちになりて、わろし
清少納言『枕草子』より
平安時代の京の都は、雪が降っていたんですね・・・地球温暖化のまだ無い時代。今とは全然違います。ただ、雪は降らなくとも冬の早朝に爽やかさを感じて、いとをかしの気分になることはあります。
温暖化したとは言え、冬の早朝の空気はピンと張りつめていて、なんか好きです。バスからゲレンデに降り立った瞬間の「キン」とした凛とした空気が好き。ただし、風がビュービュー吹き付けていては風情もへったくれもありません。
同じように・・・一晩中戸籍を読み明かして迎えた朝の冷たい空気。暖房をつけていても窓の外から伝わってきます。
うっかり窓を全開にすると、猫が飛び出してしまうかも知れませんので、
|ω・) ソーッ・・・ と控えめに開けます。
流れ込んでくる冷たくて清涼な空気。徹夜の眠気が消えていきます。
しかし・・・被災され避難生活中の方々にとっては、「冬はつとめて」などと雅な事を言っている場合ではありません。早く援助物資が行き届いて、日常生活の中の雅を大切にする「日本人らしい」暮らしが戻りますように。
そう、憲法25条でうたっている「最低限度健康で文化的な生活」とは、ただの人(生物)としての生存権の話ではないと思います。「日本人としての最低限度健康で文化的な生活」だと思います。それを忘れると・・・・・・もうどこの国に居るのかわかんなくなっちゃうよ!
ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!