相続小ネタ集7. サスペンスドラマにありがちな風景

|ω・) ソーッ・・・  皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 今日は専門的なお話は休みにしようかどうか迷ったんですが・・・。ちょっとした小ネタで行きたいと思います。ズバリ! 二時間ドラマでありがちな展開!!


 悲しい限りですが、いまや火曜サスペンス、土曜ワイド劇場などの二時間ドラマはすっかり鳴りをひそめてしまいました。そんな二時間ドラマのあるあるー!


「お兄様、放っておいていいの? このままだと○○兄様の遺産の4分の3を、後妻に過ぎないあの女に持っていかれるのよ!」


 片平なぎさやかたせ梨乃辺りに似合いそうな台詞です。怖いですね。そしてこの兄妹は「あの女」を闇に葬るべく、色んな策を巡らせていきます。さて、これはどういったシチュエーションでしょうか? ちょっとしたクイズです・・・



チチチチチチチ・・・・・・ブー
時間切れ!


 法定相続がヒント。何回か触れたと思いますが、後妻さんなら配偶者。ならば1/2じゃないの? はい。それは当たってますが今回はやや特殊なケースです。


答え:○○兄様には実は子供がいません。よってこのケースの法定相続人はこうなります。


1○○兄様の後妻(配偶者)
2発言している妹
3放っておいていいの?と迫られるお兄様


 実は兄弟姉妹の法定相続における優先順位は最下位とされています。第一の最強の相続人は妻や夫(配偶者)です。その次に子や孫と言った直系卑属と共同で相続。それが居なければ親・祖父母と言った直系尊属と共同で相続。この直系卑属も直系尊属も存在しない場合にやっと出番がくるのが兄弟姉妹です。親族に関する記事で兄弟姉妹は既に枝分かれしてしまった、傍系であることは解説済みかと思います。つまり、ここで傍系あるが故の悲しい弊害?が出て来てしまうのです。


 ただ、やっと出番が来たと思いきや! 直系卑属がいませんよ! さらに直系尊属もいません! この場合の後妻さん(配偶者)の法定相続分(取り分)は3/4となっているんですね! ということで冒頭に挙げた会話になるという事なのです。
 くだんの兄弟姉妹。ポッと出てきた○○兄様の後妻に75%もさらって行かれるのは極めて遺憾でしょうがこれも法律というもの。それが納得いかん!! となって殺害計画が始まるのでした。



こういった視点でサスペンスドラマを楽しむのもアリだと思うんですが、いかんせん地上波ではもうほぼすべてが姿を消してしまいました。
嘆かわしや・・・(´・ω・`)



ほなまた。失礼!
|彡. サッ!!