今年も企業の不祥事が多かった・・・で?労組はなにしてたの?

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 二夜連続で専門的なお話はお休みという、異例の事態です! というのも、きれいに毒を吐いてから新年を迎えたいという意図もあるのですが。今年も御多分にもれず企業の不祥事が報道を賑わせた一年でした。


 つい最近だったのはダイハツですね。検査での不正。開発やその締め切りに追われるあまりつい・・・が常態化。経営幹部は「こんなに社員に負担をかけているとは知らなかった」との弁。ちょっと前はビッグモーターですね。「天地神明にかけて知らない」とまあ、知らないのオンパレード・・・・・・ホンマかいな(-ω-;)
 まあ、知らなかったのが真実なら、よほど真実から遠ざけられた”裸の王様”だったという、経営者失格のお粗末さですが、実際のところ誰も知らせる人が、本当の本当に社内に居なかったのか? これは素朴な疑問ですね。


 ここで出てくるのは、会社の体質とか経営者の資質とかも重要ですが、従業員に寄り添うはずの労働組合は何やってたの? という思いです。「声が上げにくい環境だった」なら労組がそれを拾い上げて会社に届けるべきなのでは? と。
 残念ながら、労組の動きまで踏み込んだ報道に接する機会もなくて、このへんのモヤモヤが残ったまんまです。労組が声を届けて、それを経営幹部が”黙殺”していたのなら、経営側の責任がより重くなるし、労組の上層部が「声を届ける」任務を怠っていたとすれば、それは同罪だと思うのです。


 このようなブラックなことをやらかす企業については、労組の機能不全という要素もかなり有ったんじゃないかな? とも思ったりしています。従業員の賃金を上げる、時短など労働環境の改善をする、それだけが労働組合の仕事ではなく、経営側がおかしなことをやっていたり、社内がおかしくなっているのを知らなかったりするときに「待った」を掛けるのも組合の仕事ではないのですか? ・・・・・・実は、私がリーマン卒業を決めた動機もまあ似たようなもんです。



 まさかね、労働組合の仕事とは
政党と結託し推しの候補を当選させる
それだけが仕事と思ってるんじゃないでしょうか? ってこと。生活改善、労働改善は会社となあなあの出来レースで、それなりに見せ場作っとけば文句は出ないだろ? なんて組合幹部は思ってませんか? ってことですよ。



・・・・・・・・会社って何なんでしょうね?
ではでは皆さん、よいお年を!! 



ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!