環太平洋、年金と定年事情
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。
日本人に渦巻く年金への不安。果たして自分はちゃんと貰えるのだろうか・・・そんな思いを始め、働ける年齢を終えたらスムーズに年金生活に移行出来るのだろうか? これはかなり根強い心配だと思いますが、果たして海外ではどんな感じなんでしょう?
参考
参考
年金機構:主要各国の年金制度の概要
環太平洋的に、定年年齢と年金受給開始の年齢をまとめると、こんな感じになります。
日本:定年は65歳に向けて絶賛取り組み中。大企業ではすでに定着。65歳を一般的なリタイア適齢期ととらえ、65歳からの受給開始。65歳定年が100%普及する目途が立てば、次は70歳定年・70歳受給開始に向けて「しかのこのこのこ虎視眈々」と言った状態。
米国:原則として定年制はもはや違法。やる気と体力さえあれば「死ぬまで働いて良いよ」という社会。年金の受給開始は66歳。自営業者は所得条件付き、無職者は無条件で年金の加入義務が解除される。
韓国:いまのところ定年は60歳の受給開始は61歳。しかし、特に財閥系大企業では、役職につけなかった社員を中心に、約7割は50歳ごろに会社を去ることになるという。60歳まで苦労して食つなぐケースが多いのでは。
中国:男(60歳)女(55歳もしくは50歳)と定年が異なるという、さすが儒教国家? 優秀で手放したくない人材であれば、定年後に業務委託として残る道も。ちなみに無職者は加入義務なし。法定の定年と同時に年金の受給が開始される。
・・・以上、環太平洋地域の4か国についてざっくりと整理してみましたが、日本・米国・中国は、基本的に退職から年金受給開始までの空白期間がシームレスになっている感じですね。ただし、気になる国がひとつだけ・・・。微妙に空白期間があります。
なんでこうなったのかはよくわかりませんが、定年制度が有名無実化しているのではないか? ・・・というところは感じとれますね。
OECD加盟国中ナンバーワンの老人貧困率も、こういうところが原因ではないかと思われますが、しかし、我が国とても安心しては居られないようです。「45歳定年推奨説」がまことしやかに囁かれたのは記憶に新しいところです。
・・・結局、どこの国でも働きの悪い老害には「さっさとお引き取り願いたい・・・」という思いは共通なんでしょうか? 米国の制度にしても「やれるもんならやってみな」というのがチラチラ見え隠れしているように思えて仕方がないのです。
結論! さっさと貯めてFIREしか勝たん!
(゚∀゚)アヒャ
ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!