著作権こぼれ話・・・17.TPPに入りたくば著作権を守ろう?


|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。


 さて、米国ではトランプ氏が大統領選当選と言うことですが、トランプ氏と言えば、TPP(環太平洋パートナーシップ)加入をひっくり返したのが有名ですね。その後も依然として米国の加入はないまま、英国が加入し、ウクライナや台湾、さらには中国や韓国まで加入を希望しているとも聞きます。


 実はこのTPPにおいても、知的財産保護の一環として、著作権に関するルールが定められており、一部の加盟希望国について懸念が持たれています。つまり「ちゃんとルールを守ってやってけるの?」という問題です。どこの加盟希望国か? それは、今更くどくど申し上げるまでもないでしょう。




参考

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鬼殺の剣(〇国)は鬼滅の刃のパクリ?類似点の比較・サービス終了までを総まとめ【画像多数】



 まずは、どこからが著作権侵害になるか・・・ここの線引きですが、他作品のキャラをそのまま引っ張って来た場合は明確にアウト。ただ、ちょっと似ているような微妙な感じ? 世界観もなんか似てる。設定も似てる・・・これらは、アイデアの「かぶり」ということで、著作権侵害を問うのはちょっと難しい場合もあります。


参考の過去記事

 ただ、それを心得た上で「悪意すら感じる」ような極端なケースだと、やはり心証も良くありません。特に米国はウォルトディズニー社など、著作権保護に厳格なクリエイト企業があるため、TPP加入についても慎重に検討せざるを得ないという事情もあるかも知れません。


 10年ほど前に話題になった「似非ネズミーランド」で余計に神経質になってしまっているのでは・・・とも推察されます。なんせ「良いものを皆で共有して何が悪い!」という、いささかぶっ飛んだ価値観を持つ人々から、どのように著作権へのリスペクトを引き出すか。これはかなり難しいことです。
 それこそ、幼少の頃からの教育を見直すぐらいのレベルでないと、かなり困難なのではないかと思われるほど。


なかなか一筋縄ではいかないものです。



ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!