『老子』を読み返してみた・・・59.嗇(しょく)の道

行政書士sukekiyo-kun

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 今回の59章も統治というテーマについてです。参議院選挙が近づいてきた今日この頃になって、このテーマが続くというのは、なんとなく因縁めいたものも感じますね。



『老子』第59章
治人事天、莫若嗇。夫唯嗇、是以早服。早服是謂重積徳。重積徳則無不克。


人を治め天に事(つか)うるは、嗇に若くはなし。夫れただ嗇なり。ここを以て早く服す。早く服す、これを重ねて徳を積むと謂う。重ねて徳を積めば、則ち克(よ)くせざるなし。



訳:人を治め天に仕える為政者は、何事につけ控えめに振舞うのが美徳だ。(そうすれば)誰よりも早く「道」に到達できる。それは深く徳を積むことにほかならない。深く徳を積めば、何をやっても不可能なことはない。

 


 今週もまたまたまた、読者の皆さんの脳裏に「あの顔」「この顔」が浮かんでは消えた事でしょう。しかも、真逆の事ばっかりやってる連中ですよね?

 そして、徳というものにも二種類あるそうで、一つは誰の目にも明らかな善行。これを陽徳と言います。慈善団体に寄付したり、ボランティアに参加したり。いわゆる目立つ行為。

片や人目に付きにくい隠れた善行・・・誰も起きて来ない早朝にこっそりと道を掃除したり。こういうものを陰徳と言います。


 為政者の場合は主に陽徳ということになるのでしょうが、これも結局、陰徳を地味に積み重ねる精神性が土台に無ければ、薄っぺらで見え透いたものになってしまいます。普段の言動をよく見比べて、重厚な徳を積んでいける人物を選びたいものですね。



 

薄っぺらな人間がカッコいい事言ってても、みんな見破ってしまうものなんです😎



参考文献:守屋 洋著『新釈 老子』
PHP文庫1988年

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