失業保険崩壊からヒッピーや三無主義を遥かに超えていく・・・
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。
さて、お隣にそもそも雇用保険って制度が有ったのね? というところから驚きなんですが、深圳・上海と言ったお金持ちな都市でも異変が起こっているそうです。
参考
失業給付の額が恐ろしく膨れ上がるものだから、保険の財政状況が破綻ということです。しかし、いったん支給した失業保険を返せというのは酷いですね。あと、参考記事にはありませんが、失業給付の手続きに行けば、あの手この手で「水際対策」どうにかして受給させない方向に持って行くこともあるそうです。日本の生活保護行政でもそんなこと有りましたっけ?
若年者失業率も事実上は約50%に及ぶという試算すらあるようで、こんな絶望的な状況下で寝そべり族が爆誕しましたが、それを遥かに超える「献血、寄付、結婚、子供、家、宝くじ、株式、基金、高齢者、感動」という10の活動を否定する十不青年まで現れた・・・などという。
ただ、こういった既存の価値観に抵抗する動きは他の国にあもあり、米国の「ヒッピー」は70年代、日本の「三無主義」は80年代・・・そして、この国の寝そべり族に十無青年は2020年代と、このように日米欧の後を追っかけています。
しかし、驚きは「高齢者(の扶養)」です。これは、伝統的なこの国の儒教思想に対する反発ともとれるものです。高齢者を敬い、働けなくなれば面倒を見て、結婚して子をもうけ家を存続させるのが社会的義務・・・などと、とことんこういった儒教的思想を否定しています。自分にカネが無いから、正直年寄りの面倒見るとか無理! 知らん!といった事情もあるのでしょうが・・・。
ただ、こういった動きはたまたま目立つと言うか、徹底した極端さ故に注目されがちですが、実は地球規模で発生しているのではないでしょうか? それは、日米欧にもある「静かな退職」も共通。
いま地球規模で起こっているこのようなムーブメントは、つまり格差社会の中で上級国民に搾取される事への反発。静かな異議申し立てであり、穏健なデモ活動とも言えるのではないだしょうか?
ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!