|ω･) ｿｰｯ･･･　皆さん、ご機嫌よろしゅうに。

　唐突ですが皆さん･･･「ミセスワタナベ」という言葉はご存じでしょうか？　懐かしいですね。FX界隈では10年前によく言われていたようです。海外投資家が日本の個人投資家を指す時に使っていた総称です。お金の余った有閑マダム「ミセスワタナベ」というイメージになぞらえていますから、まだ当時の日本人は金を持ってる、とは思われていたんでしょうね？

　そして今日のお題は、時が流れて、そのミセスワタナベの相続が発生したらどうなるか？　というお話。

参考

　まず、相続で遺産を手にしたら相続税が発生します。さらにその中には、ミセスワタナベが外貨取引で大量に抱えていた含み益も入ります。こんな場合の税金はどうなるの？
　結論、ただ相続して口座を引き継ぐだけならば相続税だけで済みます。ただし、問題なのは「面倒だから相続と一緒に売却しちゃえ！」となった時です。こうなると現実的な売却益が発生しますから、こちらの部分にも所得税が発生してきます。

　じつはこれ、裁判で揉めたこともあるのですが、最高裁の態度は、重複して課税しても問題はなし･･･という立場をとっています。

資料

道理はわからんでもないですが、ウーム。気分的にはちょっとね･･･そこまでむしり取るのかい？　って感じですね。

いえね。税金の使い道とか、きれいさっぱり管制と情報提供してくれてりゃ、わざわざ文句言う気にはならないんですけどね･･････。

ほなまた！　失礼！
|彡.　ｻｯ!!