漢字が混ざると難しいね。日本語が世界言語になれない理由・・・後編

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 実は漢字が三種類存在する世界線・・・・・・まさか?と思いたいところですが、よくドライブや旅行に出かける方は「ああ。あれか」とお察しではないかと思います。サービスエリアなんかで、ハングルに英語。気の利いた所ならフランス語のようなもの。それから三種類の漢字が並んでますね。


 ひとつは日本人お馴染みの「日本語の漢字」です。そして二つ目は・・・こちら


参考


 毛沢東時代の中国が、無謀にも漢字を捨てて、中国語をローマ字化しようとして頓挫。対案として漢字の簡略化に踏み切った・・・というのが前回・中編でのお話でした。でも、中華民族すなわち漢人って大陸だけに住んでいませんね? 海を挟んで台湾に住んでいる漢人はどうなん?というところです。


 大陸を支配する共産党が漢字の簡略化に踏み切ったのとは対照的に、台湾では「そのような精神は、共産主義に毒された亡国の思想である」とばかりに、頑なに昔ながらの画数の多い漢字に固執しました。


ごく一例を挙げると・・・
経済→日本
经济→中国
經濟→台湾


 こんな感じです。終戦直後から始まった国民党と共産党の争いは、いまもまだ尾を引いていますね。お互いに・・・
「難しい漢字に無駄なエネルギー使いやがって」
「漢字を略しすぎたらアホになるぞ」


こんな風に思っているのかも知れませんね。しかし、略したところで漢字そのものは数が多すぎるので、いずれにしてもアルファベットだけで済ませている人々から見れば、どれも近寄りたくない言語であるのは間違いないでしょう。笑



ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!