尾崎に熱狂? ドン引き? あなたはどっち?

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 ・・・・・・起きたら胃の調子が(-ω-;)


 年末年始にありがちな光景。忘年会から家呑みに新年会。とにかく酒を飲む日々がラッシュのように続きます。御多分にもれずこちらも昨日は所属する書士会の新年賀詞交歓会。そして二次会・・・・・・こういう流れになればお決まりのオプションはカラオケ。
 そして、割と高い頻度で出てくるのが「尾崎豊」の曲です。「反逆のカリスマ」ともてはやされた80年代から90年代。しかし、当時の若者は「熱狂&崇拝する派」と「ドン引きしつつ尾崎信者と距離を取る派」と地味に分断されていたのを皆様は知っていますか? 私はどっちかというと後者の派でしたが。


 


尾崎豊『卒業』
「夜の校舎窓ガラス壊してまわった」
・・・・・・Σ(・ω・ノ)ノ! なにそれ!器物損壊と不法侵入やん!


『15の夜』
「盗んだバイクで走り出す」
・・・・・・( ;∀;) それ窃盗罪なんですけど?



 ここで熱狂的な信者の言い分は「歌詞の世界だからいいの!尾崎カッコイイ!」
たしかに架空の世界だから、目くじらたてる必要もないけど、こんなのが流行るのもなぁ・・・・・・というのがドン引き勢の見方でした。
 懐かしの昔話「俺っちのセンパイがコードを直結させて原付をさあ」・・・・・・いや、それリアルに犯罪だから洒落にならんよ。もう時効ですが。てか、その手のバイク窃盗。大学生の時に俺やられたわ! もしやそのセンパイとやらが犯人かい! ヽ(`Д´#)ノ


 そして月日は流れ、もと熱狂派とドン引き派が仲良く肩を並べて呑む。面白いものです。「日にち薬」という言葉をくしくも思い出してしまいます。時間が解決する。そういうのに似た事も、世の中あるもんだなと。


追伸、明日は明日とて出身大の校友会の新年会があります。支部の役員にという話が打診されたりで断れないんですねー( ̄▽ ̄)
これで当面の宴会ラッシュは終了の見込みです。終わったらしばらく断酒して肝臓をいたわりますよ。



ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!

マイナの使い途・・・そのうち預金税が始まるんじゃないか?

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 
 本日は所用にて夕方定時の更新が出来ないため、この時間帯でのUPとなります。



 年始から大災害に事故。議員先生の逮捕などなど、何かと気ぜわしく落ち着かない今日この頃ですが、それでも裏でやることはコッソリと、粛々と進められているのではないかと思うこと・・・それは、保険証をめぐる失態だらけのマイナンバーをどのように立て直すか、立て直したうえで次は何をやって来るつもりなのか・・・という事です。



 ズバリ、あたかも不動産に対する固定資産税のごとく、タイトル通り預金に対する資産課税をやって来るのではないかと、ずっと危惧しています。マイナンバーと銀行口座の紐づけさえ済んでしまえば、誰がどこの口座にどれだけの預金を持っているというのが、ほぼ完全にガラス張りになってしまいますから。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



2023年9月のニュースによると、国民の家計における金融資産は2115兆円!

 そして、溜まりに溜まった国の借金は1000兆円を超えていますが・・・・・・中国かよ!と言わんばかりの強権を発動してこれらを没収してしまえば、あっという間に返済出来たりするわけですね。そんな美味しい話に政治家が気付いていないことは無いはずです。とにかく金の匂いには超敏感な方々ですから・・・。
 そのくせ自分らは、例えばデュークトーゴーの如く不可侵のスイス銀行に預け替えていたり、金の延べ板に変えていたり・・・裏でやることはきっちりやってるんでしょうな。


 こうなってくると、割を食うのは庶民ばかりです。お先真っ暗闇の中・・・夢も希望もありゃしない。そんな世の中になってしまうのでしょうか? 冗談じゃない! ただ私の思う限りでは助かる道も無いではない。そんな気もしています。
 というのも、政府は預金よりも投資にシフトさせたいと考えているフシがあるからです。投資に回すなら非課税・・・なんて事は無いのかな?と。


 投資に資金が回って株価が上がれば、年金資金を運用しているGPIFという機関の成績が良くなる。ひいては年金の財政も良くなる・・・という効果を期待しているのかも? 今でも投資へのシフトはもう始まってますね? 銀行に預けていてもなんぼも利息がつかないわけですから。
 その流れをさらに加速させたいという思惑もあるのかも知れません・・・・・・しかし、富裕層からしっかり取るとか、法人税を見直して企業からしっかり取るとか、先にやるべき事が有るだろうが! 「政治には金がかかるんだよ」なんて開き直ってる場合じゃないよ! 本当に。



ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!

すっきりわかる家族法道場・・・10.ダメな婚姻。重婚以外に何がある?


|ω・) ソーッ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 本日も婚姻の話・・・前回で取り上げた重婚以外にも、婚姻が不成立となる条件がいくつかあります。


 では、ひとつずつ挙げていきましょう。
① 女性の再婚禁止期間に再婚してしまった。前婚解消の日から100日経過しない場合に再婚は出来ないというアレ。100日ルール(改正前民法733条1項)ですが、「この子誰の子?」問題を回避するため、生物学上やむを得ない規定とされてきました。しかし今は大丈夫。2022年改正によって、この規定は消滅しました。


② 近親婚。直系血族または三親等以内の傍系血族間では婚姻できません。
これは、血が濃くなりすぎると、いわゆる「遺伝病」が出やすくなってしまう傾向があります。不幸な病気を抱えた赤ちゃんを生み出さないための、やむを得ない規定と言えます。ちなみにいとこの場合は四親等になるので、婚姻は可能です。



③ 養子と養親の婚姻。言われてみれば当然。じゃあ、離縁して養親子関係を消滅させれば婚姻できるんじゃね? 残念ながらダメ(民法736条・・・親族関係が終了した後でも、婚姻をすることができない)です。


④ 合致した婚姻意思がない場合。昔よくありました。いわゆる女性の政略結婚。嫌々嫁ぐような場合、厳密に言えばこれに引っかかる可能性があります。ほかには人違いによる婚姻の意思表示。脅迫や詐欺によるもの。または、外国人の在留許可を得やすくするための、一時的な偽装婚姻などがあります。こういうのを斡旋するブローカーみたいな人。いまだにいるようです。


⑤ 婚姻届けを出さない。これは当然ですね。この場合は「内縁の配偶者」扱いとなるため、万が一の時に相続権が発生しないデメリットがあります。それを承知で内縁を選ぶのであれば、これも新しい家族の在り方のひとつとは言えますが・・・。一応、遺言を遺しておけば、相続させるのではなく、遺贈という形が取れます。念のため。




 以上、簡単にまとめてみました。次は婚姻によって発生する効力について考えてみたいと思います。



ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!

震災仮設住宅と人口動態

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 能登半島地震のその後、救出作業も復旧作業も進まずの状況でやや早計かも知れませんが、この後仮設住宅のようなものが各地に作られ、とくに輪島地域など被害の酷かったところの方々は別の地域に建てられた仮設に移動。泣く泣く住み慣れた場所を離れるということもあるかもしれません。


  この状況は東日本大震災でも同じですが、それよりも前の阪神淡路大震災もそうでした。あの時は不思議なことに、明石海峡を挟んで西か東かでくっきりと明暗が分れてしまいました。東にあたる神戸や西宮などの被害状況はご存じのとおり非常に酷く、阪神高速道路も倒れたりしていましたが、西にあたる明石・姫路など、結構揺れるには揺れましたが、東ほどには被害もなく、倒壊家屋もほとんど無かったと記憶しています。
 我が家の被害も風呂場のタイルに亀裂が走ったぐらい。流石に、ちょっと東の明石に近いところに住んでいた友人宅は二階のベランダが落ちたそうですが、建物そのものはびくともしていませんでした。


 そういう事もあって、震災後その西の地域に、プレハブの仮設住宅団地のようなものが作られ、多くの神戸市民が移動して来ました。我が街の人口も、その年だけで二万人増加しています。そしてその後どうなったか? 
 どうしても神戸に帰りたい、帰れる目途が立った世帯から一つまた一つと仮設から抜けていき、10年(もっと短かったかも)ほどで仮設は取り壊し。震災時は何もなく、ほとんど農地か空き地だった駅北のエリアに出来た仮設住宅団地ですが、その後更地に戻されて再開発。すっかり小ざっぱりとした駅近エリアに生まれ変わりました。


 災害が切っ掛けで未開発の荒れた駅北エリアが整備されたという皮肉な現実です。肝心の人口ですが、震災の起きた95年に一挙に二万人増。その後横ばい状態をキープしていましたが、最近の大都市集中には抗えず徐々に減らしている状況です。
 この人口の動きを見る限り、長い間横ばいだった=神戸から来た人はあまり帰っていない、という公式が見て取れます。電車で40分もあれば神戸に行けるという条件も有ったのでしょう。


 「住めば都」が多数派なのか、経済力が追い付かず泣く泣く定着なのかはよくわかりませんが、やはり大きな災害が人口動態に与える影響は否定できないようです。別に神戸の例を上げなくても東北の例を見ればわかりますか。
 ただでさえ過疎化の状態のなか、頑張って賑わいをキープしてきた朝市の再開は出来るのか。賑わいを取り戻すことは出来るのか。建物の立て直しはそうそう難しい事ではありませんが、これが復興の鍵になる。



陳腐ですが、似た言葉でも復旧と復興は違うんだよ・・・そういう意味で言えば神戸の復興も結局100%ではなかったな。その証拠に我が街にまだ結構残ってるじゃない。と思う今日この頃です。



ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!