|ω・) ソーッ・・・
働き方改革その他の政策や取り組みを見透かしたかのように、早期リタイア指向が、働く人たちの間で広がっているようです。
参考
たとえば、調査によると、2017年度は20代男性の動向として、50歳までのリタイアを指向する層は約14%だったのが、今回の調査では28%へと倍増したとのこと。
この傾向を「さもありなん」と捉えるか「情けない」と捉えるのかは、各個人の価値観の問題になりますが、一定の勢力がまた「日本人は怠け者になった」とか、「日本人の美徳である勤勉が崩壊した」と騒ぎだすのは目に見えています。まさに、そういった声に勢いを持たせるための調査だったのでは? と、邪推したくもなります。
私に言わせれば、「勤勉」そのものがある階層の作り上げた虚像だったのではないか、と思っています。そうでなければ、植木等氏の「無責任サラリーマンシリーズ」が流行るわけがありません。あのような映画や歌が流行るのは、庶民の「実はコッソリ見透かしてるよ」というメッセージだったのだと思います。
このたびの調査結果は、容赦ない増税に社会保険の負担。閉塞する労働環境改善・・・そういったものを嫌というほど見せつけられて、すっかり冷めてしまった現役世代の「静かな異議申し立て」であるとも言えるでしょう。だから、私に言わせると「さもありなん」です。働く人が幸せな世界だったら、FIREなんて言葉が流行るはずがありません。
結局、とりたたて怠け者というわけではないし、やる気がないわけでもない。でも・・・もうこれ以上は、腹黒い既得権益層と搾取者のために頑張るのは御免だ。それが偽らざる心境なのだと思います。
ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!