もはや先進国の称号なんて返上すべきでは?

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 ・・・もう先進国の看板おろします? いきなり過激なタイトルを持ち出した裏には、こんなニュースがありました。なに? 若い子がステーキを食わなくなった?




参考

 肉食系からの卒業・・・とでも言いたげな内容でしたが、実際のところは「シンプルに金がない。もしくは勿体ない」が理由なのでは? といつもの如く疑いを抱いたという次第です。ただし、焼き肉のほうがむしろ好きという意見があるのは同意です。いろんな部位の肉を楽しめるのでいいですね。ステーキを食べる場合は、もう一枚だけでお腹いっぱいになってしまいますから、ちょっと損した気分になるかも。



 ・・・しかし、単に「魚がいい」「焼肉がいい」とか言ってても、本音の部分はどうなん? と問うてみれば、やはり本質はこういうことになるでしょう。



参考

 いやはや、一日一食とは何かの健康構築ムーブなのでは? と思いきや、シンプルにお金が無いから一日一食にする。さらに三食まるっきり欠食もあるというのは驚きです。それも約4割が体験というのは由々しきことです。



 呑気に「一汁一菜の時代だなぁ・・・」と思っていたら、じつは遥かにそれを超えていたという事実です。これは酷い。こども食堂がどうとか言うレベルではありません。しかし、こんな状況を知ってか知らずか・・・お偉い方々は外国へのバラマキをやめません。日本人はどうでもいい。勝手に飢えてろとでも言いたげに。しかも外国へのバラマキが巡り巡って日本に返ってくるという、訳のわからん屁理屈付きです。そんな悠長な事を言ってる間に、自国民はどんどん飢えています。


 自国民を蔑ろにしてグローバリゼーションなどと恰好をつけることに、なんの意味があるのでしょうか? 手の届く所に居る民を富ませるという、治世の基本中の基本はどこ行った? あまりにも目に余ります。



・・・どうやら選挙でデカい鉄槌をくだすしかなさそうです😎

ほなまた! 失礼!

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相続小ネタ集 75.自筆証書遺言の書式不備 ④訂正ガー

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  自筆証書遺言でやらかしがちなミス・・・割と想定されるのは書き間違いで訂正したい場面。私としては「潔く破棄して最初から書き直してください」と推奨したい立場です。まあ、そう言い切ってしまっては身もフタもないので、訂正の方法を解説します。


 間違えた場合は二重線を引いて訂正印を押す。そして、縦書きならば横の余白に、横書きならば上の余白に正しい内容を書く。


                      社債

太郎に財産目録①の国債を与える


こんなイメージです。そして百均で売っているような訂正専用の小型の印鑑は使用しないように・・・訂正印は遺言書の末尾に署名・押印するものと同一の印鑑でなければなりません。実印を使う場合は実印で訂正ということになります。

 なので、なるべく行間を開けること。それから、訂正印を押す際はもとの文字が潰れて見えなくなるような位置を避ける・・・それらの工夫が必要になります。



 そして、遺言書の末尾部分で

「4行目の国債を社債に訂正 自分の氏名」

と明示しておくことが必要です。さらに・・・絶対アカンやつ。

修正液での訂正


 ・・・いかがでしょうか、結構訂正も面倒ですよね。





参考:わかりやすくまとまったサイトを紹介しておきます。



・・・総合的に考えると一から書き直す方が無難かも😎

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ちょっと民法一問一答・・・35.時効は刑事のみにあらず

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 ここからしばらく「時効」のテーマになります。時効といえば何やら犯罪的なものをイメージしてしまいますが、これは公訴時効という刑法上のもの。民法にも同じく時効というものがあります。

 

では、今日の一問一答(/・ω・)/~




Q:債権は、債権者が権利を行使できることを知った時から5年間行使しない場合、時効により消滅するため、債権者が権利行使できることを知らない場合には時効消滅はない。


A:✕

 例えば「借金を返して」と請求する権利です。返済期日が来れば「返して」と言えるわけですが、これを知りながら権利行使を5年間怠っていれば、借金(逆に言うと債権)は無かったことになるということですね。よってめでたく踏み倒し成立となってしまいます。

 では、権利行使を出来ることを知りさえしなければいつまでも借金は残り続けるのか? 答えは否です。返済期日が訪れるなど、権利行使を出来る状況になった時から10年間放置してしまうと消滅してしまいます。



・・・踏み倒しと言うと人聞きがよくありませんが、取り立てる方も横着して放置しているとダメですよ・・・ということですね😎

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『老子』を読み返してみた・・・64.初動が肝要

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 今日は・・・なかなか実践的なアドバイスの章になります。しかし・・・これがちゃんと出来る人って案外少ないんですよね。

 



『老子』第64章
其安也易持也、其本兆也易謀也、其脆也易判也、其微也易散也。為之于其未有也、治之于其未乱也。


その安きは持し易く、そのいまだ兆さざるは謀り易く、その脆きは判(わか)ち易く、その微なるは散じ易し。これをそのいまだ有らざるに為し、これをそのいまだ乱れざるに治む。



訳:安定したものは維持しやすく、こじれていない問題は解決しやすく、脆弱なものはこわれやすく、微細なものは分散しやすい。それゆえ、こじれる前に処理し、乱れる前に収拾することが肝要である。

 


 おおごとになる前に手を打つ事の重要さを説いていますね。脆いうちに打撃を与えれば粉砕できるし、細かい小さいうちに対策すれば雲散霧消してしまいます。ちょっとした異変、違和感を馬鹿にするなかれ。それが積もり積もって「既成事実化」してしまえば、そこから頑張って処置しようとしても、かなりの労力と時間を要してしまいます。


 別に打ち砕くなどといった物騒な表現をせずとも、「あれ?なんかおかしくない」そういう声を上げて周囲にも気付いてもらう。これが大事なのでしょう。

 気のせいとか、まだ大丈夫・・・そんな感じで余裕をこいているうちに問題は肥大化して手遅れになりかねません。

 


 

いまの日本・・・あらゆる問題の初動を誤りました。もうダメぽ?😎



参考文献:守屋 洋著『新釈 老子』
PHP文庫1988年

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