『老子』を読み返してみた・・・73.有名な天網恢恢
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。
今回は有名な諺の発祥となった第73章となります。それは「天網恢恢疎にして漏らさず」です。たぶん聞いたことがあるという方が大多数だとは思いますが・・・。
『老子』第73章
天之道、不戦而善勝、不言而善応、不召而自来、繟而善謀。天網恢恢、疎而不失。
天の道は戦わずして善く勝ち、言わずして善く応じ、召(まね)かずして自ら来たり、繟(せん)として善く謀る。天網恢恢疎にして失わず。
訳:天の道とは、戦わずして勝ち、命令せずとも服従され、招かずともあっちからやって来て、のんびり構えていながら深謀を秘めている。天の網はとてつもなく大きく、網目も粗いが取り逃がすことはない。
・・・いまは大丈夫と思っても、そのうち捕まって裁かれるぞ! わかってるか? そこの政治家に資本家! その他諸々の太鼓持ちどもめ! これがまさに天網カイカイというやつ。ちなみにお隣の紅い大国には、この名をとった「天網システム」というものが存在します。何かと言うと「AIを駆使した人民監視システム」です。
街角で信号無視でもやらかそうものなら、顔認証システムが即連動。「こいつが今信号無視しました!」と街中の巨大ディスプレイに晒しあげにされるという・・・何とも恐ろしいシステム。そんなこんなでマイナスポイントが貯まっていくと、社会的信用度が引き下げられて、鉄道の乗車拒否すらあり得る・・・・・・そんなとんでもないシステムです。
しかも天網だけに「疎にして漏らさず」・・・誰も逃がしゃしねえよ。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル・・・・・・こんなの日本が真似したらと思うとゾッとしませんか?? まったく、とんでもないですね。
ちょっと話がそれましたが、このように天はグデ~んと構えているけれど、それでもやる事はやってる。まさに理想ですね。ただ、まさに「恢恢疎」であることが大事で、些細な事をいちいちチェックしてしまうと、それこそ目詰まりを起こして機能不全に陥るだろう! だから、ちょっといい加減というか、アバウトなくらいが丁度いい。そのような戒めと受け取ることも出来そうです。
・・・もしかして? 日本政府さん? このお国と仲良くなって天網システムのノウハウを分けて欲しいなんて思ってませんよね? そんなの全力で断固拒否いたします😎
参考文献:守屋 洋著『新釈 老子』
PHP文庫1988年

ほなまた! 失礼!
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