『老子』を読み返してみた・・・61.大国の振る舞い
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。
今日はややテーマが大きくなりました。信頼される大国の在り方というのでしょうか? これも海外を中心に耳の痛い人々がけっこう居そうなテーマですね。
『老子』第61章
大邦者、下流也。天下之牝也。天下之交也。牝恒以静勝牡。為其静也。故宜為下也。
大邦は下流なり。天下の牝なり。天下の交なり。牝は恒に静を以って牡に勝つ。その静をなす。故に宜しく下となるべし。
訳:大国とは大河の下流のようなもの。偉大な女性に例えられる。すべてが集まってくるのだ。女性はいつも受け身でありながら、それでいて意のままに男性を動かす。受け身でいることで、甘んじてへりくだることができる。
簡単に言えば「偉ぶるな」とか「強がるな」といった感じでしょうか? そもそも偉い・強いはみんな知っている訳ですから、そこでドヤって誇示すれば、周りは鼻についてしまってドン引きしてしまいますね。そして・・・「大国の癖にみっともない」となってしまうわけです。
思えば真逆のことをやっている大国ばっかりですね。繫栄しているのは今のうちだけだろうから、存分に威張っとけ。なかば将来の衰退を見越して、記念とばかりに威張り散らしている国もあるように見えます。
しかし、問題はその先。実際に衰退してしまった暁には、かつて恨みを買った周りの小国から散々小突き回されて、プライドもズタボロになってしまうのでしょうね。
まあ・・・どこの国とは言いませんが😎
参考文献:守屋 洋著『新釈 老子』
PHP文庫1988年

ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!


