『老子』を読み返してみた・・・57.禁令やタブーが多すぎると

行政書士sukekiyo-kun

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 今回は統治の在り方について言及した章になります。その趣旨は「シンプルをモットーとすべし」そんなところでしょうか。

 



『老子』第57章
是以聖人之言、曰、我無為而民自化、我好静而民自正、我無事而民自富、我欲不欲而民自樸。


ここを以て聖人の言に曰く、我無為にして民自ら化し、我静を好みて民自ずから正し、我無事にして民自ら富み、我不欲を欲して民自ら樸なりと。


訳:だから聖人が言うには、「私が無為ならば民はおのずから教化され、私が静清を好めば民はおのずから正道にかえり、私が作為を弄さなければ民はおのずから富む。私が無欲なら民はおのずから本性にかえる」

 




 昨今の世に生きる読者のみなさんには、あの人物の顔が真っ先に浮かんだのではないでしょうか? それも複数? 国内の人? 海外の人? とにかく全然真逆のことをやっている人々ですね。私利私欲にまみれて「作為」しまくりの輩です。


 けっきょくこういう輩は「自分の富」しか頭にないのでしょうね。だからこそ、あの手この手の作為を弄して、それを実現しようとする。巻き込まれる庶民はたまったものじゃありません。ややこしい禁令や、何がしたいのかわからないい政策でがんじがらめにすれば、民の活力は失われるばかり。これが積もり積もって「失われた30年」ですね。



それどころか・・・失われた40年になるかも知れません😎



参考文献:守屋 洋著『新釈 老子』
PHP文庫1988年

ほなまた! 失礼!
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