『老子』を読み返してみた・・・52.渋沢栄一翁に物申す?
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。
今回の章は、欲を捨てる。無欲の効用について言及した章です。と、そんなことを言った時に・・・たしか、真逆の主張をしていた人物が居たよなぁ・・・? 誰だっけ?
そう、現在の一万円札の人ですね。渋沢栄一です。「無欲は停滞の始まり」などという言葉がありましたね。欲を掻き立てていかに人を上手く動かすかが資本家の最大関心事なので、まあそういう発言になるんでしょう。
『老子』第52章
塞其兌、閉其門、終身不勤。啓其兌、済其事、終身不救。
その兌を塞ぎ、その門を閉じれば、終身勤せず。その兌を啓き、その事を済(な)せば、終身救われず。
訳:欲望を抑えれば終身疲れない。欲望のまま行動すれば終身救われない。
人をおかしくする最たるもの・・・それはやっぱり欲望ですね。領土欲があるから侵略行為に及び、支配欲があるから圧政の暴挙に出る。ただの欲張りなら生あたたかい目で見守るだけですが、そこに「強欲+権力」のセットが出来てしまうと碌なことがありません。
そういう意味では、権力者に対する戒めとも読み取れます。だいたい、いい人がおかしくなる切っ掛けも、決まって過分な欲望が始まりです。
今日も言ってしまうのでしょうか・・・そこのセンセイ!聞いてるか!😎
参考文献:守屋 洋著『新釈 老子』
PHP文庫1988年

ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!


