『老子』を読み返してみた・・・36.家康の戦略?

行政書士sukekiyo-kun

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 今回は戦略。それも、弱者の戦い方を説いた章になります。『老子』の思想で有名なのは「柔よく剛を制す」これです。まさにそれに触れた章です。
 



『老子』第36章
将欲弱之、必姑強之。将欲去之、必姑与之。将欲奪之、必姑子之。是謂微明。柔弱勝強。


将にこれを弱めんとすれば、必ず姑(しばら)くこれを強くす。将にこれを去らんと欲すれば、必ず姑くこれに与(くみ)す。将にこれを奪わんと欲すれば、必ず姑くこれに予(あた)う。これを微明という。柔弱は強に勝つ。



訳:弱めたいならまず強くしてやる。追い出したいならまず味方となる。奪いたいならまず与えてやる。これが底知れない知恵(微明)というもの。これで弱者は強者に勝つのだ。



 ・・・「押してもダメなら引いてみな」ということでしょうか。そもそも相手は強者なので、まともに当たって行けば勝てるわけがない。だから、いったん迂回して・・・そういうことになるでしょう。
 強者が勢いにまかせてグイグイくるところを、ひょいと足元をすくい投げ。なかなか痛快な話ですが、果たしてそううまく行くものでしょうか? ともかく彼我の差を推し量り、無理をしない戦略を立ててじっくりじわじわ・・・と理解しましょう。ポイントは・・・いったんは味方の振りをして? あるいは味方として溶け込んで・・・そんな感じですか?


 三河の弱小大名だった家康が信長や秀吉のもとにしたがい、徐々に力を付け、最後には天下をさらって行った。この生き様などはまさにこれでしょうね。




(゚Д゚)ハッ!!
クソ増税に下々が耐えて払い続けているのもそういう戦略・・・?
それはちょっと違うかな(笑)



参考文献:守屋 洋著『新釈 老子』
PHP文庫1988年

ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!! 

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