すっきりわかる家族法道場 50.練習問題やってみよう。特別養子編
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。
養子のパートがけっこう長かったため、練習問題の第二弾といきましょう。今回は特別養子についてのおさらいです。〇✕問題で3問です。
1. 特別養子の縁組は、縁組の届け出のみで成立する。
答え✕
これは✕ですね。特別養子は”特別”であるため(説明になってない💦)家裁の審判を経る必要があります。実方との親族関係を強制終了されるという性格のため、より慎重に・・・ということです。
2. 普通養子は成人を養子に取ることができる。しかし特別養子ではできない。
答え〇
これも特別養子の趣旨を考えればわかります。実方で満足な監護を受けられない15歳未満の子を救う趣旨なので、立派な大人はあえて守護する必要がないということです。
3. 特別養子は原則として離縁できない。
答え〇
これも制度の趣旨を考えれば正解できるでしょう。普通養子のように、簡単には離縁できず。よほどの理由が有ってはじめて家裁に審判請求となります。
次回からは「親権」のお話になります。
ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!