すっきりわかる家族法道場 49.練習問題やってみよう。普通養子編

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。


 養子のパートが長く続きましたので、今回と次回の二回に分けて復習編ということでやってみたいと思います。クイズ的に〇✕問題でまいります。




Q1:普通養子の縁組では、養子の実親に対する扶養の義務は消滅する。


答え:✕
実方との親族関係は継続します。したがって扶養の義務と相続の権利の両方が発生します。



Q2:10歳の子と養子縁組をしたいが、その際に子の法定代理人の承諾は不要。


答え:✕
15歳未満の子との養子縁組には、法定代理人の同意が必要で、これを代諾養子縁組と呼びます。


Q3:民法の改正で成人年齢が18歳に伴い、満18歳に到達すれば養親になれる。


答え:✕
この部分の制限は解除されず20歳のままです。18歳になれば自分勝手に携帯電話の契約が出来たり、選挙権が付与されたりしますが・・・ちょっとこの辺のダブルスタンダードのさばきが難しいところだと思います。



いかがでしたか。次回は特別養子を中心に出題となります。



ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!