『老子』を読み返してみた・・・23.暴雨は日を終えず


|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



 今回は『老子』の23章です。今日は、大自然でも無理な事なんだから、ましてや人間になんて・・・そんなお話です。



『老子』第23章
暴雨不終日。孰為此。天地而弗能久、又况于人乎。
暴雨は日を終えず。孰(たれ)か此を為す。天地にして久しきこと能わず、又いわんや人においてをや。



豪雨も一日中降り続くことは無い。誰がそれを為すのか? それは天地だが、天地ですら不自然を長続きさせられない、人ならばなおさらだろう。



 最近よく言われる100年に一度の豪雨災害・・・一日中降り続くパターンもあるよね? それはまあ置いといて・・・いまの地球が異常気象過ぎるんです。常識的に考えてまあ、天地ですら無理でしょう。
 極端な方向に例えを変えるなら、一日中揺れっぱなしの地震はありません。そういうことです。偉大な大自然。天地ですらこの有様なのですから、人間が真似をしたところで出来る訳がありません。まさに、人類よ身の程を知れ。



・・・・・・誰ですか? 人工台風に人工地震? そんなオカルトみたいな事を言ってるのは?



参考文献:守屋 洋著『新釈 老子』
PHP文庫1988年



ほなまた! 失礼
|彡. サッ!!