もしも漢字がなくなったら??
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。
いま世界で漢字を使っている国・・・、それは我が国と中国、それから台湾のみです。シンガポールなど中国語を公用語としている国もほかにはありますが、主だったところではこんなところです。ちなみにシンガポールを漢字表記すると「新加坡」。
かつては、これらのほかに漢字を使っていた国がすぐ近くにありましたが、現在は漢字は一切なしの国語表記となっています。ちょっと前までは一応、漢字表記も併用されていました。
たとえば、1988年の航空機の爆破事件。実行犯の工作員が蜂谷真由美という、日本人ぽい偽名を使っていたため、この辺りの時代まで新聞では、「真由美」という感じが見出しに踊っていたのです。しかし、今ではすっかり漢字なし表記になってしまいました。
それは日本語で言えば片仮名・平仮名に当たるものと理解して下さい。つまり、全文がカナ表記です。ちょっと実験的に記事の冒頭部分を仮名のみで表記してみましょうか・・・
いませかいでかんじをつかっているくに・・・、それはわがくにとちゅうごく、それからたいわんのみです。しんがぽーるなどちゅうごくごをこうようごとしているくにもほかにはありますが・・・・・・略
いかがです? 読みにくかったと思います。実はこのせいかどうなのか、学生は長文を読むのに苦手意識、という傾向を示すデータも出ているようです。
参考:「漢字を捨てた悲哀」
―ハン〇ル文字だけでは伝統文化は育たない―
参考記事にも、いみじくも指摘されています。要は仮名だらけなので当然のことページ数もかさむし、そんな感じで読書が億劫になることもあるのでは? やたらページ数が分厚くなってしまうと、それだけで戦意喪失してしまうものです。
じゃあ数万字にも及ぶ漢字を覚えなきゃならない日本人が、どれだけ勉強してるのか? って話にもなりますよね。ましてや、思い切り漢字を簡略化する真似もしていないわけです。
(-ω-;)しかし・・・数万字に及ぶ漢字を覚えなくてはならない。こんな状態じゃあ、満足に理系分野の勉強も出来ないよね?・・・とGHQが思ったかどうか定かではありませんが、実は、こんな政策を構想していたそうです。
結局、改めてそんな事をしなくても、もともと日本の識字率は高いし・・・ということで見送りになったそうですが、実は裏で「知的レベル低下」の狙いも有ったのではないでしょうか?
もしもここで日本語のローマ字化が進んでいたとしたら、今日の日本はどうなっていたのでしょうか? ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
漢字をローマ字化なんて、あの中国共産党ですら成しえなかった偉業?です。でも、それに近いことを、シレっとやってのけてたんですね。
独特の文化というのも、なんとなく分かる気がします。
ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!