今の子は精神が弱い・・・決めつける事の危うさ

|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。



まったく・・・近ごろの若いもんは。


 じつはこれ、ローマ時代から言い古されている言葉のようでして、今もなお健在。もう多分、人類が滅亡するまで言い続けられるのではないでしょうか? そして、まさにそれ。メンタル関係の病気について研究が進み、癌と同じように「2人に1人はうつ病」の時代を迎えようとしている今のお話です。



参考



 正直な体感でいえば、精神科にかかる・・・昔はそれ自体がかなり自虐的かつ差別的な意味合いを持っていました。それこそ、精神病棟にぶち込まれて一生出てこれないとか。都市伝説「黄色い救急車」などが極め付け。そんな前近代的な認識のせいで「うつは甘え」などの迷信が普及され・・・少なくとも90年代まではそんな感じだったと思います。


 ここでさらに思いが至るのは、いま流行りの退職代行。辞めるにしても会社から逃げずに、自分で対峙せんかい!根性なしが!とのたまう一定数の勢力です。


 「自分できちんと伝えて辞める度胸もないのか!最近の若いのは!」・・・それは違うと思います。そんなことを思っているおじさん・おばさん各位に問いたい。あなたがたの時代に退職代行が有ったら飛びついてなかったですか? 退職代行なんていう便利なものが無かったが故に、結果的に嫌々続けた今のお姿が貴方なんじゃないですか?ということ。そんなもんの世話には絶対なってない!と100%自信を持って胸を張って言える人だけ批判してください。
 メンタル不調は誰にでも起こりうること・・・らしいね? フーン? しかしそれは自分の若い頃には無い知識だった。なので自分についてはノーカンノーカン。そういう考え方こそ思考停止であるし無知に居直る行為でもある。たとえ遅れ気味でも、知識のアップデートはしていかなくてはならない。それを放棄した途端に老害化が始まる。そういうことではないでしょうか?




自称勝ち組!と頑なに思い込んでいる人々には決して響かない話なんでしょうけどね。



ほなまた! 失礼!
|彡. サッ!!